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訂正

初めに、おわびと訂正をします。

先月のコラムにて、「とある北○神拳使いも「引かぬ!媚びぬ!省みぬ!」と言っていた」と書いてしまったが、どうやら南斗神拳の使い手の言葉のようで。こうした仕事に就いていながら調査が足りなかったと深く反省したい。読んでいただいている皆様におわびして訂正させていただきたい。

さて、本日は、この訂正について触れていきたい。

発言というのは、その場でつむがれるもので、今回のように、後になって自分の発言を訂正したいということはよくあることである。もちろん、調査不足による誤情報ということもあるが、差別的な言葉のほか、その時代にふさわしくない言葉も同様にその対象となる。

よくある差別的表現は、多くの人に指摘されることもあり、修正依頼が多いものの、そこまで不適切とは思えないが、考えてみるとふさわしくないというものに触れることもしばしばだ。

例えば、「背広」という言葉がある。これは、いわゆるスーツの上着と考えてよいが、実は「背広」には女性用がない。だから、会議中に「暑いので、背広を脱いで」と発言した場合、女性が社会にいる現代では配慮に欠けると言えるのかもしれない。

しかし、こうした言葉は絶対に差別的表現だとも言えず、聞いている側のセンサーも働いていないケースが多いため、多くの言葉に触れる私たちのような者がチェックをすることも大切な役目となる。

とはいえ、発言を訂正できるのは本人のみであり、私たちには勝手に訂正する権限はない。そのため、議事録作成者は発言者や依頼者にとって身近な存在でありたいわけだが、いかんせん、裏方というイメージが強い。記録は発言者、依頼者、作成者の3者の協力関係があってこそ、よりよいものへとなるのである。